女子大地蔵
女子大地蔵

 

 

女子大小路のお地蔵さん

 

 

 第二次世界大戦で大空襲を受け、焼け野原になっていた名古屋。穴を掘っただけの屋根も扉もない防空壕に焼夷弾が命中し、その中にいた子供を含む八人が亡くなり、その横にお地蔵さんが倒れていたと言われています。近所の人たちは、その八人の霊を弔うために、倒れていたお地蔵さんを安置して祀りました。今でも近所の人がお参りされています。

 70年の長きにわたりこの地域を見守ってきたことになります。そこで、この節目の年にお地蔵さまに感謝の意を込め引き続き地域の安全を願う御輿祭りを開催しようと考えました。

 沿道の人々は御輿に水を振りかけ、共に地域の安全を願います。